社会的視点の発達 心の形成と他者理解の心理学(三恵社)が出版されました(2025年4月)
この度、新刊『社会的視点の発達 心の形成と他者理解の心理学』が三恵社より出版されました(2025年4月刊行)。
書籍概要
人はどのようにして他者の心を理解し、社会の中で生きていく力を身につけるのでしょうか。本書では、社会的視点取得能力の発達過程を心理学的視点から詳しく解説しています。
子どもが成長する過程で獲得していく「他者の立場に立って考える力」「相手の気持ちを理解する力」「社会的な状況を読み取る力」について、最新の研究知見をもとに分かりやすく説明しています。
本書の特徴
- 発達心理学の最新知見を集約:社会的認知発達に関する国内外の研究成果を体系的に整理
- 理論と実践の架け橋:基礎理論から教育・臨床現場での応用まで幅広くカバー
- 具体的な事例を豊富に掲載:読者の理解を深める実際の観察事例や研究データを多数紹介
想定読者
- 発達心理学・教育心理学を学ぶ学生
- 教育関係者(保育士、幼稚園教諭、小学校教諭など)
- 臨床心理士・公認心理師
- 子どもの発達に関心を持つ保護者
- 心理学研究者
内容の一部紹介
本書では、乳幼児期から青年期にかけての社会的視点取得能力の発達について、認知発達理論、愛着理論、社会的学習理論などの多角的な視点から検討しています。また、発達障害児における社会的認知の特徴や支援方法についても詳しく取り上げています。
2025.5.28