今回の学習会では、個人の人生経験や語りを通じてその人の生き方を理解する「ライフヒストリー研究」について学習しました。
ライフヒストリー研究とは
ライフヒストリー研究は、個人の人生体験や語りを詳細に収集・分析することで、その人の価値観や行動パターン、社会との関わり方を深く理解する質的研究手法です。単なる事実の羅列ではなく、語り手がどのように自分の人生を意味づけているかに焦点を当てます。
研究の意義について
- 個人の主観的体験を重視することで、統計では見えない人間の複雑さを捉えられる
- 社会的文脈の中での個人の生き方を理解できる
- 当事者の視点から社会問題を捉え直すことができる
研究者と語り手の関係性や、倫理的配慮の重要性について意見交しました。
次回の学習会は2025年度を予定しています。興味のある方はお気軽にご参加ください。