スタッフ
教員
小沢 日美子(おざわ ひみこ)
専門分野:教育心理学 発達心理学 臨床心理学
同朋大学社会福祉学部 教授
公認心理師・臨床心理士・臨床発達心理士・学校心理士
プロフィール
- 青山学院大学大学院文学研究科博士前期課程心理学専攻修了〔修士・心理学〕(丸山ゼミ)、名古屋大学大学院環境学研究科社会環境学専攻心理学講座博士後期課程単位取得修了(伊藤ゼミ)。九州女子短期大学子ども健康学科・専攻科子ども健康学専攻准教授、尚絅大学文化言語学部文化言語学科教授を経て、同朋大学社会福祉学部社会福祉学科・大学院人間学研究科仏教人間学専攻臨床心理学専攻教授(現在に至る)。
- 臨床について:お茶の水女子大学家政学部児童臨床・人間関係研究室(黒田研)に研究生として実践・研究の指導を受け、教務補佐員としても児童臨床実習等に参加する。その後、公立相談センター・発達センター相談員、公立病院心理士、スクールカウンセラー、および、私立専門学校・大学等の非常勤心理士・講師などを経験する。
研究と実践および教員養成のテーマ
- 人間の存在の在り方への認識を、その発達的変化から認識を深めることを志向し、他者理解に関する研究を進めています。
- 現在は、「空間的視点取得」、「心の理論」を研究テーマの主題として、国内外の最新の研究についても取り上げていきます。
- 学校という場を通して、子どもたち自身が育っていくことができる環境づくりの視点をもって、多様性を育んでいける深い洞察力と広い視野をもって、子どもたちと向かい合う力の育成を大切にしています。
授業におけるトピック(例)
- 教育心理学:親の真似をする心理はどういったものか、仲間意識はどのように形成されていくのか、心の発達と教育的環境に生じる相互作用、乳幼児期から児童期の心の発達で必要なものとは、社会行動を覚えるのはいつ頃か、人はなぜ違う性格なのか?
- 発達心理学:なぜそのような行動をとるのか、子どもに愛情が必要なわけとは?、人と関わるとは、発達に必要なものとは、子どもと大人の心理の違いは?、人によって見え方・感じ方が違うのはどうしてなのか、大人になるにつれ変化する心理にはどういったものがあるのか
- 発達教育学:アイデンティティの形成、発達の差を見つける、パーソナリティー形成と発達段階、子どもに必要な心理的教育的アプローチ、場面によって違う「人」と「環境」の影響
- 心理学:自分の心を理解するには、「楽しい」や「悲しい」という感情はどの時期から発達するのか、なぜ人は様々な感情を抱くのか、周りを見て行動する理由とは?、他者の心を理解するためには、心理検査の由来と活用、日常生活でみられる心理学
主な著書
- 人の心理的特性の変化とライフタイムにおける教育発達 三恵社(単著)
- 心の発達と教育 改訂版(第二版) 三恵社(単著)
- 教育心理学-保育者を目指す人へ 樹村房(共著)